働き方改革等法案の成立により特別条項付き36協定における時間外労働の上限時間が設定され、年次有給休暇の時期指定義務も課されることになりました。毎晩遅くまで残業することやお休み返上で仕事をすることが「仕事をバリバリやっている」というイメージ…日本に古くから根づいていたこの考えを改める時代が来ました。
厚生労働省では毎年11月を「過労死等防止啓発月間」として過重労働解消キャンペーンを行っています。過重労働の解消には業務効率の向上を図ったり、人員配置の見直しなど、様々な検討が必要ですが、何よりまず大事なのは、今までの考え方を改め、早く帰りにくい職場環境の改善を行うことではないかと思います。
過労死という言葉が「死語」となる世の中が早く来ますように。
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